ディスプレイオーディオ関連
カローラツーリングやカローラスポーツのディスプレイオーディオを、社外ナビに交換するには…(後編)
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カローラ系(カローラ・カローラスポーツ・カローラツーリング・カローラクロス)のディスプレイオーディオを、社外ナビに交換する方法。ダッシュボードを切る大技なのだが、型紙をダウンロードできる親切な計らいありで、DIYでも不可能ではない。
カローラ系のディスプレイオーディオを、社外ナビに交換するためにダッシュボードを切る
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「カローラツーリングやカローラスポーツのディスプレイオーディオを、社外ナビに交換するには…」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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今回はナビ移植のためにダッシュボードを加工する方法を解説します。
●アドバイザー:ビートソニック ワタナベ研究員
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ダッシュボードを切る気のようです。ナビを交換するために。
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なお、ここから紹介するやり方は、カローラ系(カローラ╱ツーリング╱スポーツ╱クロス)の車は共通です。
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フムフム。
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まずは、ディスプレイオーディオを取り外します。
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ディスプレイオーディオどころかダッシュボードも外れていますけど……。
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これは撮影と説明をしやすくするための便宜上のモデルでありまして、実際にはダッシュボードを車から降ろす必要はないです。
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あー、よかった。
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で、ディスプレイオーディオを取り外した場所に、型紙①→型紙②の順で養生テープなどで固定します。
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型紙①のみ外します。
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型紙①は、型紙②の位置決め用だったんだ。
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そして型紙②だけにしたところで、型紙②に沿って下書き線(ケガキ線)を描きます。
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ここは厳密に……ですよね。
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ただ、上からかぶせる純正パネルは、このカットラインより大きいので、型紙より少し外側に線を引いても問題はありませんよ。
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そうなんだ。
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線が引けたら、型紙を外します。
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カットラインは平面部だけではなく、型紙手前の折り返しに沿った下書き線も入れておきます。
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この線に沿って切っていきます。ドキドキしてきました。
ダッシュボードのカットと、純正パネルの取り付け
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ところで、ダッシュボードってなにで切ればいいのでしょうか?
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超音波カッターで切っていきます。
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超音波カッターで切れるんだ~。
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ぐるっと一周カットすると、こうなって……
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純正のオーディオレス用パネル類が移植可能になります。
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なるほど。
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ここで純正部品の「ラジオチューナフィニッシュリテーナ」を用意します。
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そして、純正部品のネジを使って、ネジ留め固定します。
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ネジ位置は、この2箇所です。このネジも純正部品として品番があります。
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次に純正部品の「インストルメントクラスタフィニッシュ パネル CTR UPR」を固定します。
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この部品が、このようにかぶされば……
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市販の2DINナビを取り付けできる状況になります。
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大改造だけど、複雑なカタチに切るわけではない。「勇気」と「超音波カッター」があれば、DIYでもできそうではありますね。
必要なパネル類やブラケット類の品番情報などは、ビートソニック公式サイト「SLX-73R」参照。
DIY Laboアドバイザー:渡邊悠二
カーエレクトロニクスの雄、ビートソニックにおける技術部のホープであると同時に、同社の「顔」としての活躍も期待される人物。プログラマー出身で、ITにも車にも強いが、いちばん得意なのは料理という説も。●ビートソニック TEL
0561-73-9000
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