通好みの電装カスタム

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スライドドアスイッチを手元に増設するキットの気になるポイント

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スライドドアスイッチを増設するキット（90系ノア・ヴォクシー用）紹介の続き。「純正オートハイビームスイッチ〈長押し〉でスライドドア開閉ができるようになる制御だが、ドア開閉は頻繁に行うから〈短押し〉で開け閉めしたい」「純正復帰のやり方」など、気になるポイントを解説する。

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  「スライドドアスイッチを、手元に増設するキットが登場」の続きです。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  前回の話を聞いて、スライドドアスイッチを増設するキット（↓）のメリットは良く分かりましたけど……

  ●レポーター：イルミちゃん



コムエンタープライズの90系ノア・ヴォクシー専用 スライドドアスイッチ増設キット

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  今日はさらに気になるポイントについて聞いてみたいと思います。

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  なんでしょうか？

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  これを付けると、オートハイビームのスイッチを「長押し」したときにスライドドアが開閉できるとのことでしたけど……


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  この話を聞いて、「逆のほうが良かった」と思う人はいそうです。

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  つまり「短押し」でスライドドアが開閉できて、「長押し」でオートハイビームの有効/無効を制御したいってことですね。

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  そうそう。オートハイビームの有効/無効切り替えよりも、スライドドアスイッチのほうが頻繁に押すんだから。

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  そのほうが使い勝手はいいと、私も感じました。

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  あ、そこももう試したんだ。

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  ハイ。ですので、それも設定で変更できるようになっているんですよ。

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  ホー。
  さすが。

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  本体のディップスイッチで、どっちを「短押し」「長押し」に割り当てるかは入れ替え可能です。

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  なるほど、なるほど。

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  デフォルト（初期設定）ではあくまでも「純正状態を変えない」ことを優先しているだけで、そこは好みで変更できます。

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  では次の質問ですが、このキットを付けた場合は、天井のスイッチはどうなってしまうの？

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  それも今まで通り機能させたままです。


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  つまりスライドドアを開け閉めするスイッチが、2つに増えるんだ。

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  この製品は「助手席側スライドドアスイッチを制御する」を前提に開発しているので、助手席側スライドドアのスイッチが2つになる、ということですね。

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  移設ではなく「増設」と言っているのは、そういうことね。

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  助手席の人も操作するかも、という意味ではルームランプのところにスイッチがあるのも、それはそれでいい面もあるでしょうから。

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  ナルホド。失うものは何もなしで、利便性だけがアップする。これは人気が出そう。

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  それから、完全な純正状態に戻す機能も付いています。

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  純正復帰ですね。

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  これはまあ、例えば車を人に貸したり、お店に預けたりといったシチュエーションを想定したものですね。

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  確かに何も知らない人が乗るときに、オートハイビームスイッチでスライドドアが開いたらマズイよね。どうやるのでしょう？

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  同じくオートハイビームスイッチを10秒以上押し続けると、製品の機能が完全に無効化されて、純正状態にもどる仕組みです。

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  ということは、再び有効化したいときは……

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  そのときも、オートハイビームスイッチを10秒以上長押しすればよいわけです。

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  それもふくめて全部純正スイッチで制御しているのがスマートですね～。

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  なお、オートハイビーム装着車だけでなく、上位グレードのオプションで用意されているアダプティブハイビーム装着車でも対応します。

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  つまりアダプティブハイビームのスイッチで、スライドドアを開閉できるんだ。

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  そうです。スイッチのデザインも、両者は同じですね。

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  ……その話を聞いて思ったんですけど、そもそもオートハイビームスイッチではなくて、別のスイッチに機能を持たせたいっていう人もいそうだけど、そこはどうなんでしょうか？

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  あー、なるほど。このあたりからはDIYラボっぽい話になりますが、実はそれも可能です。ただ注意点がありますね。