花粉症対策になる! 車のエアコンフィルター交換方法

車でできる花粉症対策。それはエアコンフィルターの交換だ。車のエアコンフィルターは、年1回の交換が推奨されているが、どうせやるなら花粉の季節が合理的。工具はいらない。時間もさほどかからない。次の休日にイチオシのDIYネタである。
エアコンフィルター交換は花粉対策になる!?
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今日は春のメンテナンスとしてイチオシの、エアコンフィルター交換方法を解説します。
●アドバイザー:スパイス 佐藤研究員
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なんでまた、そんなフツウのネタを?
●レポーター:イルミちゃん
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車のエアコンフィルターは、年に1回の交換が推奨されていますが、どうせ年に1回やるなら、花粉の多い春にやるのがいいのかなと思って。
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あー、なるほど。
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最近は、通常のエアコンフィルターより集塵効果の高い(目の細かい)タイプがある。「花粉をほぼ通さない」フィルターも売っていますので、まずはそういうタイプを選びましょう。
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花粉対策になるフィルターがあるんだ〜。
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花粉対策に限らず、エアコンフィルターってけっこうカビもひどい。小さい子供のアレルギーの元になることもあるので、マジメに交換したほうがいいんですよ。
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なるほどぉ。言われてみると、意外と重要なメンテナンスですね。コレ。
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順番で言うと、エアコンフィルターを交換する前に、車内に掃除機を持ち込んで、花粉を取るのが先ですけどね。
花粉を通さないエアコンフィルターを用意

こんな状態になっているはず

エアコンフィルター交換方法
グローブボックスの外し方
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ところで、エアコンフィルターってどこにあるんだろう?
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グローブボックスを外すと、奥にあるケースがほとんど。あとはグローブボックス奥にフタがあって、それを開けると引き出せるパターンもあります。
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今回のモデル車はノア。グローブボックスを丸ごと外すパターンです。
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左右の固定が外れたら、あとは奥が噛んでいるだけなので、上に引っ張って外します。
ターゲットはだいたいこの裏

まず開けて…

側面奥にフックが引っかかっているのを解除する

かかり方の形状は車種によって異なるが、似たような作り。
反対側もフックを外す



エアコンフィルターの取り出し
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グローブボックスの奥には、エアコンフィルターの枠(わく)が見える状態です。
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あとは引っ張り出すだけ。
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エアコンフィルターは車種ごとに形状が違うので、適合表を見て、自分の車に合ったものを選びます。
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オイルフィルターのエレメントなどと同じですね。
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枠(フレーム)は流用しつつフィルターを入れ替えるだけですが、この時、フィルターには上下の向きがあるので注意しましょう。
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枠に対してフィルターがちゃんと密着している状態にしましょう。変形した状態で付いていたりすると隙間が出来てしまいますので。
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あとは元通り差し込み直すだけ。
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これはカンタンですね。
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工具もいらないし、やり方さえ分かれば、数分で終わるDIYですよ〜。
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今日はドレスアップとは関係がないけれど、花粉対策としてはイチオシのDIYのネタでした。


どっちが上か書いてある



DIY Laboアドバイザー:佐藤峻一
元カスタムガレージスパイス代表。足回りに強く、得意技は勝負ツライチだが、実用性重視のセッティングも高いレベルで実現。ドレスアップ全般に明るく、不思議な包容力があってDIYユーザーにも人気。