EMCフェア2019・ルポ
コムテックの最新型「レーザー&レーダー探知機」の選び方
コムテックの「レーザー&レーダー探知機」2019年最新事情。一般的にはまだ「レーダー探知機」として周知されているが、オービス側の進化に合わせて「新型のレーザー式に対応しているモデル」を選ばなければ、付けている意味・半減の時代が来たのだ。
最新型の「レーザー&レーダー探知機」の2機種めを投入したコムテック
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コムテックのドライブレコーダーの選び方(※)に続きまして、コムテックのレーダー探知機の最新事情をお届けします。
※「コムテック・ドライブレコーダーの選び方(2019年最新事情)」参照。
●DIYラボレポーター イルミちゃん
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レーダー探知機のラインナップもいろいろあるんだよね〜。選ぶの大変そう。
●DIYラボ別館 ユキマちゃん
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そうなんだけど、「レーダー探知機の選び方」は、現状はドラレコに比べるといたってシンプル!
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そうなの?
それは朗報。 -
コムテックのレーダー探知機の狙い目はズバリ、2機種だから。
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いきなり2つに絞れるの?
なんで??? -
レーダー探知機の最新事情としては、新型の「レーザー式オービス」への対応が重要なトピックだから……ね。
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最新のオービスは、レーダー波ではなくて、「光(レーザー)を当てることによって速度を検出する」方式に変わってきています。
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今までのレーダー探知機では、反応しないんだよね。
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「登録されたGPSデータを元に警告を出す」タイプのものはあったけどね。
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ほう。
そういう手もあるのか。 -
ただ、その手法が有効なのは、あくまでも動かない「レーザー式固定オービス」の場合だけ。
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そういえばレーザー式オービスは、小型で持ち運びしやすいらしい……。
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そうなのです。つまり、その場でレーザー受信できるモデルでなければ、設置場所が頻繁に移動する「レーザー式移動オービス」には対応できません。
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地点登録データ方式だと、位置情報が合わなくなるからか。
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だから、リアルに「レーザー受信できる」モデルが欲しいところ。そしてコムテックは、すでに「レーザー受信対応モデル」を2モデルも発売しています。
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ドラレコ同様に展開が早いなァ。……2モデルに絞れる、っていうのはそういうコトか。
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ちなみに、レーザー式オービスに反応する探知機は、正確には「レーダー探知機」ではなくて「レーザー探知機」。
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ふむふむ。
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そんなわけで、コムテックは、「レーザー&レーダー探知機」と呼んで区別しています。
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古いレーダー式にも反応するんだよね、つまり。
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そこはもちろん、上位互換ね。つまり、これから買うなら「レーダー探知機」より「レーザー&レーダー探知機」にしておきましょう、という話です。
レーザー&レーダー探知機「ZERO 807LV」と「ZERO 707LV」の違い
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ここから、コムテックの「レーザー&レーダー探知機」の具体的な選び方ね。
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まず、フラッグシップモデルは、「ZERO 807LV」。
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最初に「レーザー受信対応モデル」として投入されたのが、このZERO 807LVです。
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ふむふむ。
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そして、この7月に新たに登場したばかりの「ZERO 707LV」。
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こっちが最新機種だ。
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なおフラッグシップモデルは、あくまでも先に登場していた「ZERO 807LV」のほう。
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そうなんだ。
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どっちがいいかは、操作方法に関しての好みの問題かな、という気がします。
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どう違うの?
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モニターが4インチの大画面で、タッチパネル操作、さらにリモコンまで付いているのがフラッグシップの807LVで……
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フムフム。
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モニターが3.2インチで、タッチパネル操作オンリーで、リモコンは付いてないのが707LV。
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つまり、リモコンはいらないよ~という人なら707LVでもいいんだ。(←必ずなくすのでいらない人)
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ようするにその分だけ、価格を抑えているのが最新の707LVの特長なのね。
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コムテックの「ZERO 707LV」は、レーザー&レーダー探知機の定番モデルになりそうな感じだね。
コムテックのZERO 807LV
コムテックのZERO 707LV