ウェルカムランプを後付け
ウェルカムランプがカンタンに取り付けできるキットが登場(200系ハイエース編)
スライドドアに連動して点灯するウェルカムランプ。乗降サポートだけでなく後方への注意喚起にもなるので、実用的な光モノだ。これをカンタンに取り付けできるキットが登場した。
ウェルカムランプキットの取り付け方法
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LED専門店のイルミスタが販売開始した「ウェルカムランプキット」に関するレポートです。
●レポーター:イルミちゃん
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このウェルカムランプは「スライドドアを開けたときに点灯」して「閉めたら消灯」します。
●イルミスタ・アウトドア:長さん
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動きとしては単純なものです。
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乗り降りのサポートをするのが目的ですね。
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そうですね。乗り降りするときに足元を照らしますが、もうひとつ重要な役割として、後方から来る車に対しての注意喚起にもなります。
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なるほど、そういうメリットもあるか。
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今回はひとまずハイエース用のキットを出しました。
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テープLEDと電源関連のハーネスが、セットになったものです。
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このキット、LEDはどこに貼るのでしょうか?
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車の腹下に付けます。ハイエースの場合はジャッキポイント付近に平らな場所があるので、そこに貼ります。
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そしてテープLEDの配線を通すためにグロメット(防水ゴムキャップ)に穴を開けて……
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腹下側から車内側に向けて、配線を通しています。
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車内側に通してから、付属のDCジャックコネクターを付けます。
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先に付けておくと配線が通せないから、通してからコネクターを付ける手順ね。
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そういうことです。電源側ハーネスには最初からDCプラグが付いているので、最後につなぐだけです。
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電源はどこから取り出しするのでしょうか?
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ステップランプ裏の配線から取り出しするので、まずステップランプ横のパネルを外します。
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ハイエースの場合、ステップランプ裏側にアクセスするのもカンタンです。
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そしてステップランプの配線から、電源とアースを分岐で取り出ししています。
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ただし、この配線方法でドア開閉には連動するものの、純正ステップランプを手動でオフにするスイッチには連動しません。
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あー。スイッチでステップランプを消灯させても、ウェルカムランプは点灯してしまうんだ。
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ちなみにステップランプのカプラー側の配線ではなく、スイッチの端子に入っているほうの配線からアースを取れば「スイッチ連動」にもできますが……
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しかしこのスイッチ端子につながる配線は、かなりの太線です。一般的な太線用のエレクトロタップで接続するのはリスキーなのでオススメできません。
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フムフム。
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スプライス端子やハンダが扱える人は別ですが、エレクトロタップを使う一般的な作業方法ではNGなので、今回のキットではカプラー側の配線から取り出す案内にしているんです。
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まあ、せっかくウェルカムランプを付けるのに、消すこともないよね?
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うーん、ただ車中泊仕様の車などだと、状況によってはLEDの光が周囲に迷惑だったり、ということは考えられるので……
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むむ。
その可能性はありそう。 -
なので、今回のキットにはオプションとして調光器も用意してあります。
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調光器はボリュームをしぼることで「カチッ」とオフにもできるので、オフスイッチ代わりにもなります。
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暗くしたいとか消したい場面がある人は、調光器も買えばいいのか。
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なおこの調光器は、DCプラグ&DCジャック付き。電源側のハーネスとLED側のハーネスをつなぐ場面で、間に割り込ませるだけです。
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では調光器を入れるとしても取り付けはカンタン、ですね。
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調光器を隠すスペースも十分にあります。
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ハイエースの場合でいうと, おそらくトータル15分程度で終わるようなシンプルな作業ですね。
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DIYでカンタンに取り付けできるのはポイント高い。
イルミスタのウェルカムランプキット 200系ハイエース用
電源(+)は説明書通りカプラー側の配線から取り出し、アース線をスイッチ端子の配線から取る方式ならスイッチにも連動するようになるが、このやり方はエレクトロタップではNG。