東京オートサロン2024ルポ
セルスターブースに見るドライブレコーダー2024最新事情
毎年、東京オートサロンで新製品を発表するセルスター。そのブースをチェックすれば、2024年の最新ドラレコ事情がチェックできる。
リア専用ドライブレコーダーも登場。なぜリアだけ?
東京オートサロン2024・セルスターブースで知り得た情報をレポートします
DIYラボ レポーター:イルミちゃん
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なお今回のセルスターブースは、大きく分けると「ドライブレコーダー」「レーザー&レーダー探知機」と、それからアウトドア向けブランド「C5C」の3本立て。
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ドライブレコーダーの最新事情は知っておかないとね。
●DIYラボ別館:ユキマちゃん
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まずは去年の東京オートサロンで発表された「RD-40」「RD-60」が最新モデルとして出展されていました。
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これはドライブレコーダーとレーザー&レーダー探知機を一体化させたモデルね。
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両方ほしい人向け?
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そうね。ひとつにまとまると取り付け場所がスッキリするし、工賃が別々に発生することもない。
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あ。
そんなメリットもあるか。 -
DIYで取り付ける人にとっても、手間が減るのはメリットよね。
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RD40とRD60はどう違うの?
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RD40は販売店が限定される指定専門店モデルなのに対して、RD60は汎用的に売られているモデルね。
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性能に違いはないの?
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マイクロSDカードの容量がRD-40は32GBなのに対して、RD-60は64GBになっています。違いとしてはそのくらいなんだって。
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なるほどね。……これからは一体型の時代になるのだろうか?
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うーん……それはなんとも言えないわねぇ。高機能を求める人は、別々に専用モデルを買ったほうが有利なのは確かなので。
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そういえば私はハイエンド志向だから、専用機がいいかなァ。
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セルスターには高機能&高性能モデルがいろいろあるよ。
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うーん、でも値段は安いほうがいいな。
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ハイエンド志向が1秒で方向転換したわね。でもそんな人に向いているモデルがコレかも。
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現在主流になっている前後2カメラモデルの新作なんだけど、標準的な機能(フルハイビジョン・GPS・HDRなど…)は一通り搭載したうえで、なおかつコストを抑えたモデル。
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ほう…?
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セルスターのドライブレコーダーは高機能なぶん、価格も高めのものがメインだったんだよね。
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ふむ。確かにそういうイメージあるな。
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そこで今回は、コスパを重視したモデルも投入してきたのです。
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なるほど。……その隣にある「CS24FB」っていうのは?
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「CS24FB」は前後2カメラではなく、リア専用ドライブレコーダーです。
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リアだけドラレコ付けるの???
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これは車を購入するときに、純正ドライブレコーダーを取り付けている人向きね。
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あー、そういうことか。
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最近でこそ純正でリアカメラ付きのドラレコも出てきてはいるけれど、まだまだ純正はフロントカメラのみのものが多い。
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それで、リアだけドラレコを追加するニーズがあるんだ。
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そうそう。「あおり運転対策」はしたいけれど、フロントには純正ドラレコが付いているのでリアだけ欲しい人が、けっこう増えているらしい。
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ドラレコの需要っていうのも、年々いろいろ変化しているのね。
セルスターのCS54FH
すでにAmazonでも販売されているセルスターのCS24FB