ミラーリング最新事情

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iPhoneやスマホのミラーリング映像を、複数のモニター＆カーナビに映す方法

複数のモニター（リアモニター・天井モニター・バイザーモニター等）にミラーリングする方法。iPhone・Androidスマホに入っている映像や音楽、YouTubeなどを、後部座席でも楽しめる。

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  ここで紹介するのは、「iPhone・スマホの画面を車のナビに映す無線ミラーリング方法」の発展系。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日は複数のモニター（カーナビ）にミラーリングする方法を紹介します。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  例えば「カーナビ」と「後席用モニター」というパターンですね。

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  ビートソニックのIF30で、iPhoneやAndroidスマホをミラーリングする場合は、HDMI出力（デジタル）と、RCA出力（アナログ）の2系統を備えているので、そのまま（分岐しなくても）2台のモニターに映せます。



詳細はAmazonのビートソニック IF30


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  HDMI入力ありのモニターとは、HDMIケーブルで直結。RCA出力（アナログ）のほうは、映像入力アダプターを経由して、カーナビの外部入力につなぎます。

リアル配線図



 映像入力アダプター╱HDMIケーブルの選び方●参照記事


✔ 「カーナビのHDMIの端子の種類と、変換方法」

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✔ 「カーナビの外部入力とは？ 映像入力アダプターの正しい選び方」
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  ミラーリングユニットIF30の、電源やアースの取り方などは、「iPhone・スマホの画面を車のナビに映す無線ミラーリング方法」を参考にしてください。

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  上の配線図のようにつなぐと、カーナビ＋モニターに同時にiPhoneの映像が映せます。



助手席のヘッドレストに取り付けるスタンド（ビートソニックのQ-Banキットシリーズ）を使って、後席用モニターを取り付けている。

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  このように、1台がHDMI入力（後席用モニター）、1台がRCA入力（カーナビ）に対応している場合は、IF30だけで、できるんです。

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  2台までは簡単ですね。

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  次は別のパターンを考えてみましょう。

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  ただ、せっかくアナログより高画質なHDMI出力を備えているので、HDMIで2系統出力したい、という考え方もありますよね。

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  そうですね。あるいは、映したいモニターが2台ともHDMI入力しか持っていないケースもあるでしょうね。

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  フムフム。
  そういうときはどうするの？

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  HDMIを分岐します。アナログ信号と違って、分岐しても信号レベルが劣化しないのが、デジタル信号のいいところです。

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  ナルホド。

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  その場合は、HDMIを分配するアダプター「IF33」を使えばOKです。

HDMI分配器



現行製品はAmazonでも販売されているビートソニック IF33A ※写真は旧モデル。

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  コレがあれば、ミラーリングユニット（IF30）が出力したHDMI信号を、2分配できます。

2つのHDMIを出力する


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  この先に、2台のモニター（あるいはHDMI対応カーナビ）をつなげばいいのか〜。

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  さらにこの先で、もう一度「IF33」をかませて分配することもできます。

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  そんなことをして、大丈夫なの？

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  HDMIの場合は、問題ないですよ。

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  てことは、2分配したあとで（それぞれを）また2分配すると……4つのモニターに映せる！

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  それでも問題ありません。

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  そのへんはさすがデジタル信号ですね〜、HDMIは。

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  ただし、そうやってモニターを増やした場合、以前にお話した「解像度のやり取りが一致しないと何も映らない問題」が起こる可能性が高まります。

  ※「HDMIの定番トラブル『映らない』の原因は解像度かも!?」参照。

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  そっか。モニターが増えるほど、例の「HDMI同士の会話が通じないモニター」が混ざる可能性も高まる。

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  そこで、このIF33（HDMI分配器）にも、IF30と同じく、解像度を物理的に固定するボタンが付いています。

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  ボタンで解像度を固定すればいい！

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  ハイ。解像度の低いモニターに合わせて、解像度を480p（あるいは720p）で統一しておけば、問題は回避できます。

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  この話、車内の複数のモニターにHDMIで映すときには、けっこう重要です。