シーケンシャルウインカー自作教室（第14回）

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シーケンシャルウインカーヘッドライトの取り付け方法╱準備編

シーケンシャルウインカー加工したヘッドライトを取り付ける工程。中古のライトを加工しているケースも多いので、まずはノーマルヘッドライトを外すところから解説。シーケンシャルに限らず、ヘッドライトの脱着の方法として、汎用的に役に立つ。

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  さて、シーケンシャルウインカー自作連載の続きですが、ヘッドライト加工自体は前回完成しているので……

  ※連載のもくじは、「シーケンシャルウインカー自作教室╱記事一覧」

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日は、車にヘッドライトを取り付ける工程ですね。

  ●アドバイザー：イルミスタ・野本研究員

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  ここで改めて、ヘッドライトの脱着方法をおさらいしておきましょう。

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  予備の中古ヘッドライトを買って加工している人は、もしかしたらノーマルヘッドライトを外したことがないかも知れませんので、そこから解説しておきます。

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  それでは、ヘッドライトの外し方。モデル車は、LA600Sタントカスタムです。

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  ヘッドライトを外すためには、まずフロントバンパーからですね〜。

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  フロントバンパー上部のピンを外します。LA600Sタントカスタムの場合は4本でした。


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  バンパー下（底面）には6個のピンが使われています。


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  それとLA600Sタントカスタムは、ナンバー裏にもピンが隠れているので、先にナンバープレートを外します。


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  そして、奥に隠れているピンを外す。


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  バンパー横に回って、フロントフェンダー内のピンを外します。


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  固定箇所を外したら、本体を外しにかかる前に、フロントバンパーの境界線付近をテープで保護しておきます。


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  フロントバンパーを外すときは、下に厚手の布などを敷いておきます。



フロントバンパーが外れた


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  フロントバンパーが外れたら、ヘッドライトを外します。LA600Sタントカスタムは、ボルト留めが3箇所・ピン固定が1箇所あります。

ヘッドライト下



ヘッドライト横



ヘッドライト上部ステー


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  固定ボルトやピンを取ったら、ヘッドライトを前方向に引き出します。


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  ヘッドライトが外れかかったら、純正配線のカプラーを抜きます。


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  これで完全にヘッドライトが取り外せましたね。

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  製作したシーケンシャルウインカーヘッドライト側にも、仕込みが必要ですね。

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  仕込みって？

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  シーケンシャルウインカーユニットの電源は、純正ウインカーバルブソケットから取り出すので、そのための下準備ですね。

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  フムフム。

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  シーケンシャルウインカーユニットから出ている配線で、ピンク（↓）が車両側のウインカー線から電源を取るための線です。



この企画で使っているのは、エルパラ新作のシーケンシャルウインカーユニット

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  黒はアースです。このピンクと黒は、T20ウェッジベースを付けておくことで、車両側のバルブソケットからスマートに電源取り出しが可能になります。

用意するモノ



T20ウェッジベース（ここではショートタイプを使用）のほか、スズメッキ線と細めの収縮チューブを用意。

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  まずはシーケンシャルウインカーユニットのピンク（電源）と黒（アース）の配線コードの先に、スズメッキ線をハンダでつなぎます。


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  細めの収縮チューブを切り出して、それぞれの配線に通します。


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  熱をかけて、ハンダで接続した部分をカバーします。


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  そしてT20ウェッジベースに通します。


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  スズメッキ線を貫通させたのち、折り曲げて（折り返して）側面のミゾにはめます。


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  余りはカットします。

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  黒線（マイナス）も同様に処理して終了。ソケットが付きました〜。


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  なお、この場面で使うスズメッキ線は0.6Φあたりの太めを使うほうが、接触不良が起こりにくくてオススメ。

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  このベースを、車両側のウインカーソケットにつなげば、シーケンシャルウインカーの電源が取れるんですね〜。

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  そうなんですが、電球ウインカーをLED化したので、それだけでは足りません。

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  ムム？

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  ハイフラ対策をしておかないと。

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  あ〜。
  そう言えば忘れていた！

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  ハイフラ防止抵抗の取り付けは、理想は鉄板部分へのネジ留め。でも、そのためにネジ穴を開けるのも抵抗があるでしょうし、もう少し敷居の低い固定方法も紹介します。