ワンタッチウインカーもカプラーオン

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ワンタッチウインカーをDIY取り付けする方法

ワンタッチウインカーとは、ウインカーレバーを「チョン」と倒すと、「チカチカチカ」と3回ウインカー点滅し、自動消灯する動作。欧州車に装備されるこの機能を後付けする製品は多数あるが、カプラーオンのキットなら、簡単かつスマートにDIYで取り付けできる。

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  今日は「ワンタッチウインカー」のDIY取り付け方法を解説します。

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員

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  なんですか!?
  そのワンタッチウインカーって？

  ●レポーター：イルミちゃん

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  欧州車に装備されている機能なんですが、ウインカーレバーを軽く「チョン」と倒せば、自動的にウインカーが3回点滅し、そのまま消灯する動作のことです。


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  つまり「ウインカーを戻す」というアクションが必要なくなる？

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  そうなんです。この機能は高速道路などで、車線変更を行うときに便利なんですよ。

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  欧州車はさすが気が利いているなぁ。

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  その機能を、国産車にも後付けできるのが、「ワンタッチウインカー」と呼ばれる電装ユニットですね。

DENKUL（デンクル）ワンタッチウインカー



デンクルのワンタッチウインカー「DK-WINK」

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  デンクルのワンタッチウインカーは、キャンセル機能も搭載。ウインカーレバーを「チョン」と倒すと「チカチカチカ」と3回点滅しますが、その途中で、反対側に「チョン」と倒すと、キャンセル機能が働きます。

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  途中でやめられるんだ。

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  そうですね。ウインカーを出しはじめてしまったけれど、「あ、危ないから止めよう」という時にキャンセルできるということですね。

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  なるほど。

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  それと、リレーレス仕様なので動作音が全くしません。

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  普通は違うんですか？

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  一般的にリレーが使用されている製品は、動作時に「カチッ」と音がしますが、リレーレスなら無音です。

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  ホホウ。ワンタッチウインカーにも製品ごとの個性があるようですね。

デンクル製はカプラーオンなので簡単

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  さて、ここからはワンタッチウインカーの取り付け方法を解説していきますが……

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  デンクルのワンタッチウインカーは、カプラーオン＋ヒューズからの電源取り出しだけで、取り付け完了なので、DIYにもピッタリですよ。

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  配線加工の一切いらない、カプラーオンなんですね。

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  どのカプラーにかませるかは車種によって事情が違いますので、車種ごとの説明書で詳しく解説していますが、ここではC-HRを例に説明します。

モデル車はC-HR

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  まず、ハンドル位置を一番上に上げておきます。そしてハンドルを90度右に切る。

ハンドルを切った状態だとネジが見えるので外す


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  ネジは反対側にもありますので、反対方向にもハンドルを切って外しましょう。

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  ネジが取れたら、ハンドル奥のハンドルコラムカバー下側を持って、内側方向に寄せるように押し込みます。

ハンドルコラムカバーが外れた

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  カバーを外すと、ハンドル根元に純正配線のカプラーが見えます。製品の取り付けは、このカプラー（↓）に行いますよ。

ハンドル根元の純正配線カプラー


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  ここで、純正のカプラーをいったん抜きます。


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  次に、ワンタッチウインカーのカプラー（オス）を差し込みます。


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  ワンタッチウインカーのカプラーが2つありますが、純正カプラーのオスメスに合わせた形状になっている。間違った向きでつなぐ心配はありませんね。

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  そうですね。ワンタッチウインカーのカプラーのもう片方（メス）が、抜いた純正カプラーとつながる仕組みです。


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  これで純正配線を加工することなく、後付けワンタッチウインカーが割り込みました〜。

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  あとは電源線を1本だけ、つなぐ作業が残っています。

コレが電源線


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  この赤い線には、ヒューズボックスからIG電源を取り出してつなぎます。

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  それで、デンクルのオートライトキットには、ヒューズ電源が付属しているんですね。

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  そうです。C-HRの場合は、ヒューズボックスが助手席側なので、この赤い線を助手席側へと通していきます。


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  そしてヒューズボックスにアクセスするために、アンダーカバーを外します。


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  ヒューズボックスからIG電源を取るのですが、どのヒューズが目的のIG電源なのか、といった情報は車種ごとの説明書で記載してあります。

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  検電テスターでIG電源を調べる……といった作業はナシ。ラクですね♪

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  そうなんです。デンクルのワンタッチウインカーはあくまでも車種別キットですので、説明書に細かく書いてあるのです。

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  つまり決められた指定ヒューズを抜いて、ヒューズ電源と差し替えればOK。


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  というわけで、IG電源を取り出せたら、ヒューズ電源と赤線をつなぎます。


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  これだけの作業で、欧州車のワンタッチウインカー機能が手に入る！