車の電装品にスイッチを取り付けるには？

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例えばフットライトなど、車の電装品を好きなタイミングでオンオフするには「スイッチ」が必要。どうやって後付けするのか。そもそも後付けスイッチにはどんな種類があって、どう選べばいいのか。スイッチ増設を基本から解説。

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  今日のテーマはスイッチの後付け方法です。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  車の電装品を好きなタイミングでオンオフするためには、スイッチを使います。

  ●アドバイザー：エーモン 中塚研究員

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  LEDフットライトを、好きなタイミングでオンオフしたい！ などですね。

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  例えばLEDの電源をイルミ電源から取った場合は、スモールランプのオンオフに連動する光り方になりますが……

スモールランプのオンオフに連動


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  その付け方だと、純正のスモールレバーのオンオフに連動するから、任意のタイミングでオンオフ……はできない。

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  スモール連動だと、夜の間は走行中光りっぱなしになりますし。

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  今は消したい、という時困りますよね。

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  でもイルミ電源を取った上でスイッチをかませておけば、スモールオンの時でもスイッチオフで、消せるようになります。

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  便利ですね、それは。

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  自分の好きなタイミングでオンオフしたいならスイッチを付けましょう。

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  とはいえ、スイッチをどうやって付けるのかって、けっこう難しそうなイメージがあります。

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  エーモンのスイッチはDIYで付ける想定でできているので、カンタンに取り付けできるものもたくさんありますよ。

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  車用のスイッチといえばエーモンは有名ですよね〜。

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  エーモンのスイッチといっても、膨大な種類がありますけどね。

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  そっか。
  付け方より先に、まずは選び方から教わらないと。

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  車用のスイッチは、まず大きくわけると以下のようなカテゴリー分けがあります。

プッシュスイッチ

「プッシュスイッチ」は、ボタンを押し込むことで、オンになったりオフになったりするタイプ。



ロッカスイッチ

「ロッカスイッチ」は、両端がシーソーのように倒れるタイプ。どっちに倒すかで、オンになったりオフになったりする。



トグルスイッチ

「トグルスイッチ」はレバー式。レバーを倒すことで、オンオフを切り替える。カチッ！ というメカニカルな感触が通好み。

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  決めた。
  私はプッシュスイッチにしよ〜っと。

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  ……となったら、次はどういうスイッチにするかを決めましょう。

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  だから！
  プッシュスイッチがいいって言ってるのに。

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  あ、いや、そうじゃなくて。プッシュスイッチにもいろいろあるんですよ〜。

貼り付けプッシュスイッチ

純正の空きスイッチパネルに対して、上から貼り付けるタイプ。貼るだけなので取り付けがカンタン。



純正風プッシュスイッチ

純正の空きスイッチパネルと交換型になっている。取り付けの手間は増えるが、見た目が純正風。配線も裏に隠せる。


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  なるほど。
  インストール方法によって分かれるんだ。

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  純正空きスイッチパネルの上から貼るか、交換して入れ替えるかの違いですね。

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  スイッチを付けるときは、空きスイッチパネルを利用するものなんですね。

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  スイッチによっては、何もないところに増設することもできますよ。

ダッシュボード下部に増設した例


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  これはこれで、「スイッチ付けた感」が好きな人に好まれそう。

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  レバー式のトグルスイッチは、内張りに穴を開けて埋め込んだりすることもできます。

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  とはいえ、そこまでの加工は敷居が高くてできないよ〜という人は……

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  初心者でもカンタンに付けられるスイッチの筆頭としては、「貼り付けプッシュスイッチ」がオススメです。

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  今度こそ決めた！
  私は「貼り付けプッシュスイッチ」にしよ〜っと。

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  どの貼り付けプッシュスイッチにしますか？

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  は？ だから!!
  貼り付けプッシュスイッチって言ってるのに！

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  あ、いや、そうじゃなくて。「貼り付けプッシュスイッチ」にも種類があるんですよ。

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  あれ？
  デジャブ……？

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  あ、いや、ホントにまだ話が続くんですよ。

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  貼り付けプッシュスイッチの種類って、どんなのがあるんですか。

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  下のような違いがありまして。


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  1個だけ電源マークがなくて、2個はマーク付き？ でも3224と3225は同じに見えるなー。

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  マーク付きのタイプは、マーク自体が自光するんですが……

連動してマークが自光する


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  おお〜！
  スイッチ自身も光るんだ〜。

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  そしてスイッチが自光するタイミングの違いで、「3224」「3225」の2種類に分かれるんです。だから、よく見ると配線の数も違う。

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  光るタイミングって？

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  スイッチ自体の自光の方式には、以下の3パターンがあります。

●オン時照光タイプ：スイッチオンの時だけ、マークが自光しているもの
●常時照光タイプ：オンオフに関係なく、マークが常に自光しているもの
●独立照光タイプ：オンオフとは関係なく、マークを独立した電源で光らせる（例：イルミ連動にする等）
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  マニアックだな〜。さすが車業界ではスイッチのエーモンと言われるだけのことありますね。

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  で、さきほどの「貼り付けプッシュスイッチ」の「3224」は、配線次第で「オン時照光」と「常時照光」が選べるんです。

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  なるほど。

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  最後の「3225」が独立照光ですね。例えばスモールオンでスイッチが自光する、純正のスイッチみたいな演出が可能です。

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  ちょっとややこしいけど、そこがマニア心をくすぐるかも。スイッチ選びって、けっこう面白い。